キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2011年12月07日(水) |
二度あることは、、、 |
貴方は『遊びじゃない』なんて言うけど 貴方が私を抱く理由は、愛してるからじゃない。
休日に、初めて会った。
スーツ姿以外の貴方を初めて見た。 私服のあなたは、いつもより若かった。
けれど私はスーツ姿の方が好き。 頂点でギラギラ輝きながら仕事をしてる貴方が好きだから。
最近は会ったら必ず手をつなぐようになった。 本当に恋人みたいだった。 そんなんじゃないのに、笑っちゃうよね。
貴方と一緒に子どもみたいにはしゃいだ。 幸せすぎて、明日が怖かった。 私は確実に、恋をしていた。哀しいくらい。
帰りの電車は満員で 図った訳でもないのに、はぐをした状態で何駅か過ぎていった。
大きい駅で人が降りて、体を離したとき 『ずっと混んでりゃ良かったのにな。笑』 と貴方が笑う。 私もそう思ってたけど、私からなんて言えなかったよ。
幸せだと感じるたびに、罪悪感も比例して増えてゆく。 貴方と私が一緒に居るって、そういうことだ。
貴方はどんどん私を思い通りにして 今後いつまで私で遊ぶの?
幸せになれる道がいま、一本だって見えないよ。
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