diary/column “mayuge の視点
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大使館からの連絡

 来ました。

 今日、いつものように何気なくポストを開けてみると、そこに見覚えのある茶色い封筒が……。そしてこれまた見覚えのある文字で宛先にマユゲの名前が書かれている。そりゃそうだ自分で書いたんだもん。すかさず部屋に取って返し、発信人欄にカナダ大使館・査証部のスタンプが押されたその封筒を開ける。なんかこういうドキドキしながら開封する感覚久し振りだな。

 中にはA4サイズの何枚かの書類が三つ折りになって入っていた。一枚目はすべて英語。どれどれ?とタイプライター調書体の文書を読み進むと、

 Your application for the 2002 Working Holiday Program has been approved ...

という文章が目に飛び込んでくる。

 よしゃ。

 試験を受けたりしたわけでもないし、ほとんど先着順と同じようなものらしいから、飛び上がって喜ぶということもなかったが、ひとりでに声が漏れる。やっぱちょっとホッとしたね。

 それにしても早かったな。てっきり十二月の中旬頃の連絡かと思っていたのだが、申請書を投函してから二週間余りでの返事だ。参加要綱の発表が遅かった分、ここで取り戻してくれてるんかな?

 書類は他に日本語での説明文がワンセット。それによれば、先ほどの英文ドキュメントは「ワーキングホリデー就労許可証の発給許可の手紙」というものらしい。カナダ入国の際、審査官にこの手紙を渡すとそれと引き換えにワーキングホリデー・ヴィザがおりるというシステムなのだ。要するに、審査をした在日カナダ大使館が、カナダ本国の空港にいる入国審査官に「こいつは入国させてもいいよん」と言っているようなもの。

 これで扉は開かれた。後は出発の1.15(イッテンイチゴー)を待つばかりか……。

 ……いやいや、まだまだやることはあるぞ。医療保険や傷害保険の加入だろ。国際運転免許証も取得しとかなきゃ。英語の勉強(今、テキスト「DUO 3.0」にハマってます)と体力づくりのためのプール通いも引続き……。「地球の暮らし方・カナダ」にももう一度目を通しておくか。できたら短期バイトもしときたいな。職なしの今、金は目減りしていくばかりだし。むむむー。荒みかけていた俺の生活も、何気に充実してきたか?

 よしよし。

2001年11月29日(木)

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