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2006年08月07日(月) Grateful days

写真を見直すと、昔を思い出す。
というより、昔を思い出すために写真を見直すのかもしれない。

さてその昔の中でも、大学生という時間は、
人生において大きな影響を及ぼすものだと思う。
単純に高等教育の延長というだけではなく、
様々な経験ができる時間を得られるということが、
大学に進学する大きな意味だろう。
僕の場合、大学院(2年間)にも進学しているため、
それも含めれば大学生活は6年間になる。
後半の3年間に関しては、二つの場所に大きな影響を受けた。

一つは、地元にある地域団体。
これはかなり、プライベートな面で。
色々な出来事があり、色々な人に出会った。
今でも残っている大切な仲間もいる。
最初はもう辞めようかと思ったりもしていたのに、
今となっては出会えて本当に良かったと思っている。
僕をこの団体へと誘い、
辞めようと考えていたときも
引き止める力になってくれた
友人のおかげだろう。

もう一つは、大学・大学院での研究室。
大学と大学院で違う研究室を選らんだが、
世界の最先端で研究をしている場所と
そうではない場所との決定的な違いを実感した。
大学時代の研究室で、
「ここにいてもダメだ」と感じて、
大学院に進学するときに研究室を変えた。
そしてそれは、正解だったと思う。
でも大学での研究室での時間も無駄ではなくて、
そこにいたからこそ、
大学院での研究室の凄さがわかるという面もある。
最初からそこにいる人間というのは、
どこかでそれが普通だと思ってしまいがちだ。
また、大学での研究室の方が時間的余裕があったから、
前述の地域団体で一年間、本格的に活動できた。
そもそも、もっと時間的に余裕がない環境であれば、
辞めようかどうか迷ったときに辞めていただろうと思う。



これから僕に影響を与える場所は、
まずは新しい職場ということになるのだろう。


sora |MAIL