count down to the end/A[mail]

君は何を願う?■2003年01月10日(金)

帰り道、車の中で生徒と話していた。

感謝、の話になった。

「感謝する気持を忘れちゃいけません。」

はい。

「特に、男は私と一緒にいられることをありがたいと思わなきゃ。先生も感謝してよー。」

はい、ありがとうございます…。

「みんな私のことが可愛いと思って近付いてくるわけでしょ?それで、私はその願い通りに付き合ってあげるんだから、ボランティアなわけよ。分かる?」

分かるような分からんよーな…。

僕は生徒に、じゃあ、反対に、君は男に何を望んでる?と質問した。

彼女は、なんだろーねー?と言いいがらすこし考えてから言った。

「別にこれといってしてほしいことも…そのわりに先生にはいろいろ買ってもらっちゃってるけどねー。」

生徒は笑いながら続けた。

「なんだろ。今、私の願いといったら、家族の健康とか、先輩の赤ちゃんが無事に生まれてくれるようにとか、受験がうまくいくようにとか…ん?私ってあんまり欲とか無い子じゃない?」

確かに、そうだね。

でも、大切なことだよ。






Design by shie*DeliEro
thanks for photo→我儘な僕たちは
BACK     INDEX     NEXT