もうちっとドキュメンタリー番組みたいなタイトルにしたかったな。思いつかなかった。 さて。この日は何をしていたかと言うと。 交通量調査に行ってました。しかもすっげぇ遠い町の…。 時刻は早朝6時から翌日10時までというとんでもないもの。そりゃ労働基準法違反じゃないのか?という叫びが聞こえてきそう。 けれども、拘束時間は24H以上なのに実動は16.7時間くらいなんすよ。つまりそれを2日に分けると9時間以内になるので、OKという。 だけど今計算してみて、それならもっと人を雇えばいいものを…と今更ながらに騙されたキモチ。
さて。詳しく説明しましょう。交通量調査とはそもそもその路を使う人や車がどれ程、どの方向へ向かうかを調べ、そこに新しい道路が必要かどうか、そんな事を考えるための基準のひとつとするもの、らしい。 他にも色々理由はあるそうだけれど、雇った側も「語弊があるといけないので。」割愛すると仰った。 交通量調査をやった事がなかった蒼太さんは、一応これも体験しておこうと思った。(それに金も無いし)上記の理由が理解できただけでも賜物だ。
さて、早朝6時から10時はまず通り過ぎる車のナンバーを全て読み上げて書き写すと言う作業。 一分間に9台くらい通る。それを移していく。私はそのときほど一分を60回くりかえせば一時間なんだと感じた事はなかったよ。 終わってみれば一瞬なんだけれど。書き写すのに必死だものだから。
そして10時から。これが本題です。これからの24時間の交通量を同じ場所に陣取って延々と調べていくのです。ウフフ…気が遠くなりそう。 ま、内容はあれですよ。カウンタもってカチカチ、カチカチと車の数と車種(ナンバーから判断し、大型、小型、二輪と分けます)を調べればいいのです。 2時間担当。そして一時間休憩。多くは語りませんが……辛かったッス。 私は自分の車で行ったから、車の中で一人ゆっくりと寝る事も出来ましたが、どこからか狭いワゴンに載せられてやってきた人々はそういうわけにもいかなかったでしょう。
今思うと! ほんっとうに!! 一時間休むくらいなら、一日で終わらせてほしかった。休みが無いとしても。 拘束時間が長すぎます。それであの給料だったら微妙だよなぁ。
そしてこの作業をしながらこの日の日付は変わる、わけです…。
では、また明日。
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