兎に角日記
三日に一度は兎に角と書いてしまう。

2002年09月19日(木) 続・眠れない24H/追えば道は開けるものなのか

そして真夜中。蒼太さんはうっかり居眠りをした。
多分、2,3分だったと思うんだけれど、一緒のチームだった人に起こされた。
ビビッタ…。
チームは3人です。だから一人二時間担当で、一時間眠れるんだね。
T字路の交差点の|の右左に椅子を置いてその交差点を見張っていると思って下され。

その後はMD聞いたりして、気を紛らわせつつ…
救急車のお兄さん(おじさんか?)とお話しつつ…(交差点に丁度消防署があったのだ)
漸く、本当に漸く一日が終わった…辛かった(T_T)
もう二度とやるまいと思う…けど。半日のやつだったらまたやるかもね。でも今度はもっと近いばしょでやってほしい。ものすごく遠かったから。

どれくらい遠い場所だったかと言うと、2時間半車を飛ばさねば付かない場所だったのだ。長野に住んでいるせいか、それくらいなら行動範囲内と思える、というのも運転好きだしというのもあるのだけれど。
夜中というか明け方と言うか、微妙な時間に家を出た。
一度も通った事の無い「青木峠」というところを抜けて松本方面へ行こうと思ったのだ。それ以外の道では、実はあの辺はどこも有料道路なので。
青木峠は怖かった……。(T_T)
20数年前にここで殺人があったというのは実際のことでとても有名なお話。
幽霊云々は分らないが、全く持って一台も対向車が来ない。
峠に入ってしばらくしてから、その意味に気付いた。
対向車が通れるほど道が広くないのだ!
途中で幾度
(この道間違ってるんじゃないのか!? 山に迷い込んだか!?)と思った事か。
道路脇の柵が壊れているのを見て
(これは走り屋! 走り屋なの! 事故じゃないの!!)と思い込もうとしたことか。
一方通行の暗く狭いトンネルの前で信号機に引っかかったときには、思わず窓を閉め扉をロックした。そして一気に走り抜けた。怖かった。そんなトンネルが二つもありやがりました。
信号機はいつまでも変わらないし。それがまた恐怖心を煽るんですが。
闇を切り裂きひたすら走る一時間半。
久しぶりに自分で自分の運転に酔った。<酔いしれたという意味ではなく。
…松本市は明るかったよ。とっても。

帰りは昼間でしたが、キチンと有料通って帰りました。怖すぎです。あれは。
それに疲れましたしね。流石にそれだけ起きていた後で峠を越えてくる気にはなれません。

***

交通量調査のとき、舞台をやってる人に会った。
私も創作書いてるんですよという一言を、昔は照れくさくて全然いえなかったんだけれど、この日は初めて自分からそれを言ってみた。
そしたら、なんか脚本に使えるかどうか、そういう意味でなんだと思うが、読みたちと言ってくれた。
正直私の書くものが舞台向きとは、捻り方を考えねば無理と思うが、読んで感想を聞かせてほしかったので(どちらかというとこっちがメインかなぁ)ありがたく名刺を頂いて帰ってきた。

一昨日の日記に書いた直ぐあとでのことなので、こりゃまた「追うものがあるときにはおのずと師があらわれる」という私の好きな言葉(でも元の言葉は忘れた。これは意味的なものです)通りだな。と思いつつ。

また、明日。


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