ムッキーの初老日記
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こんにちは。 ムッキーのウォーキングの友、湖畔の恋人のカオリです。 真夏日だろうが霧雨だろうが、相も変わらず歩いているんですが 体力はついてきたものの、お互いなかなか痩せないのは やはりウォーキング後のうどんのせいでしょうか。
歩きながらいろんな話をするわけですが 大好きな話題のひとつに「チープ自慢」というのがありまして いかに安上がりな事をしているか、いかに節約しているかなど 知らない人が聞いたら「こいつら、一体どんな暮らししてるんだ。」 と引かれてしまうような事を、真剣かつ大袈裟に自慢しあってます。
最近、暑いせいかムッキーはおデコを出している事が多いので 「おデコ出してたら、ファンデーションの減りが早くない?」 と聞いたら「なんで?」と、不思議そうにしてるので
「だって、おデコにまでファンデ塗るしかないべ? 前髪おろしてれば、おデコには塗る必要ないじゃん。」
と言ったら、∑( ̄▽ ̄)って顔してました。
勝った、と思いました。
先日は、私が「なんか肌がカサつくんだよね」と訴えたところ、ムッキーが 「ああ、いいもの知ってるよ。効果抜群の化粧水があるよ。」 と言うので、ぜひ教えてくれと言ったら
「教えてもいいけどさ。カオリ・・・あんた
いくらまでなら出せる?(¬ー¬)」
って、天地茂のようなニヒルな顔で聞くので どんな高価な化粧水なのかと思ってドキドキしたら
「1080円もするよ。君に出せるか?」
と、真剣に言われてしまいました。・・・・やられました。 馬鹿にすんじゃねー!と怒ったところ
「バカおまえ、定価は1200円だぞ!」
∑( ̄▽ ̄)・・・・・
負けた、と思いました。
ムッキーとはいつでも真剣勝負です。
◆◇オッサン君の独り言◇◆
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昨日、水戸は30℃を越す猛暑。湿度も高く、不快指数は相当だったと思われる。 そんな中、いつものようにウォーキングをした私と湖畔の恋人カオリちゃん。 朝一番で「相当暑くなるらしいよ。熱中症になっちゃうかもよ。」と彼女にメールすると
『なんだよ、意気地がねえな(¬▽¬) ムッキーが止めようってんなら、止めてもいいんだよ。』
という小憎らしい返事が返ってきたので、負けず嫌いの私は
『イヤ君が辛いかな~と思っただけさ。ゼッタイ大昔の戦争(注:いくさ=行くさ)さ。」
とレスをして、炎天下を歩く事になった。
無口だ・・・。 話そうとして口を開けると、熱い空気が胸に流れ込みクラクラする。 やはりこんな日に歩こうなんて無謀であった。止める勇気も必要だったのだ。 カオリも、口には出さずとも考えている事は同じようだ。
彼女の横顔に「後悔」の二文字が浮かんでいるのを見逃しはしなかった。
「ねえ、今まで体験した大恥な出来事って、なに?」
と私。黙々と無言で歩く事に嫌気が差してきたのだ。 これではますますゴールが遠く感じるじゃないか。
「え・・・そうだなあ・・・ムッキーは?」死んだような瞳でカオリが言う。
「私か。私は恥多き人生を歩んできてるからたくさんあるけどさぁ・・・ 二十歳ぐらいの時に、海帰りに友人とビーサンと短パンで 喫茶店と間違えて、小洒落たフランス料理店にぷら~っと入ってしまった事かなぁ。 逃げる事も出来ず、こっちをチラチラ見るカップル達の視線に耐えながら 800円もするコーヒーと、1200円もするひと口サイズのケーキを 平静を装いつつも早食いし、何気ないふりしながらも逃げるように出て来たよ。 これはかなり大恥だったな。」
「マジで!私も昔同じような経験があるよ。 まだ結婚前に、マサカズ(夫君)と喫茶店だと思って入ったら バカ高いレストランでさ、しょうがなくて一番安いコース食べたけど それでも二人の有り金合わせても足りなくて、カードで支払ったんだよ。」
「ええー!それってどこで?店の名前なに?」
「モ〇パリ。・・・もしやムッキーも!?」
「いや、違う店だ。でも店の名はパリジェ〇ヌ。」
「パリつながり!」
だっははは(T凹T)(T凹T)はははは!
奇しくも同じような時期に同じような名前の店で、大恥をかいていた二人であった。 笑ったらちょっと暑さが和らいだような気がした。
◆◇オッサン君の独り言◇◆
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私は普段コンタクトレンズを使用しているが 目が疲れやすくドライアイ気味で、長時間使用を止められているので 家の中ではもっぱらメガネを愛用している。
昨夜、17年も連れ添った眼鏡を壊してしまった。 時代遅れもいいところの、黒ブチの近眼鏡。 まだ22の時分に、メガネドラッグだかどこかの安売り店で 1万なんぼで購入した安メガネだ。
新しいメガネも持ってはいるが、こっちは言ってみればよそ行きで 自宅ではいつも古い17年物のほうを愛用していた。
度は、合っていない。 だがその緩い見え具合が家の中ではちょうど良かった。 見え過ぎないので疲れないのだ。 丈夫で、ちょっと乱暴に扱ってもビクともしなかった。

それを昨夜、ちょっと外して脇に置いたのを忘れ ハズミで踏み潰してしまった。 鈍い音と共にレンズが割れ、フレームが歪んだ。 修復は明らかに不可能。
別れはいつでも突然だ。
オッサン君よりも付き合いが長い、私の黒ブチメガネよ。 17年間ありがとう。
その後、もうひとつのメガネを探すのに非常に苦労した 私の裸眼視力は0.03である。
◆◇オッサン君の独り言◇◆
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先日の夕方、何気にTVをつけたら、テレビ東京で 「レディース4」という番組をやっていた。
これはちょっと前まで高崎一郎氏が司会を務め、その名司会ぶりと 季節を無視したネクタイの柄(秋に紫陽花柄とかね)や TV映りを意識していない背広の柄(ハレーション起こしまくり)が私の心を捉えて離さず 友人と共に一郎氏を「われらのファッションリーダー」と呼び 見られる時には極力見て、笑っていたものだが
司会が一郎から柴俊夫に交代になってからは 自分の中で、何かが終わったような気持ちになり、見ていなかった。
久々に見る「レディース4」、相変わらず濃い。 真面目な作りが、余計にその濃さを際立たせている事に気付いているのだろうか。
TVショッピングのコーナーで。 今日の商品は「スープカリー」(カレーではなく、カリー)。 進行係のお姐さんが言う。
「今日ご紹介する商品は、大人気のスープカリーです。 柴さんは、このスープカリー、ご存知ですか?」
それに俊夫が満面の笑みで答える、
「もちろん知ってますよ。今全国的に
大フィーバー中ですからね。」
∑( ̄▽ ̄)
ちょっと話題の事を、あたかも大人気のように言うのはまだいいとしても 「全国的に大フィーバー」ってあんた。
俊夫・・・。
◆◇オッサン君の独り言◇◆
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先日、オッサン君が会社の健康診断を受けた。
実はこの1ヶ月前から、ヤツはダイエットを始めていた。 去年の健康診断の時に、酒も飲まないのに肝臓の数値が少し悪く 「もしや脂肪肝では・・・!」と気にしていたのだ。
私はヤツを太っているとは全く思わないが、骨太の肉厚なので 確かに現代人の好みの基準から言うと、多少太い。
短期決戦型のヤツは、1ヶ月間「腹5分目ダイエット」と称し いつもの半分量の食事しか摂取せず、大好きな甘い物も断った。 その結果ぐんぐんと体重は落ちて行き なんと1ヶ月で5キロも痩せやがった。
憎い。 コツコツとウォーキングをし腹八分目を心掛け、それでも 半年で2、3キロしか減らない私の横で、みるみる痩せてゆくヤツが憎い。
そして健康診断の時。問診で医師に 「去年より随分痩せていますね。なにか病気をしましたか?」と聞かれ
「いやーはっはっは、このままではいけないと思い
1年かけて肉体改造に励みました。」
と、ウソの報告をし
「それは良い心掛けですね。素晴らしい。」
と褒められたそうだ。ズルイ。なんて世渡り上手だ。 ホントはたった1ヶ月食べないで不健康に痩せたくせに。
しかも身長が去年より1センチも伸びていた。 その前の年も1センチ伸びていたので ここ2年でヤツは、175センチから177センチになってしまった。
37歳にしてまだ成長を続けているオッサン君なのであった。
◆◇オッサン君の独り言◇◆
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友達はむずかしいね。
よく「ありのままの君でいい。そのままの君が好きだから友達なんだ。」
って言うけど、ホントの所、それだけじゃダメなんじゃないかと思う。
もちろん、ありのままの友達が好きだから友達でいるんだけど
お互いに歩み寄る所は寄らないと、友情なんて続かないんだよ。
友達と家族の違いはそこなんじゃないかな。
例えばどんなワガママ娘でもバカ息子でも、他人からみたらとんだロクデナシでも
父だから母だから見捨てないし、何があっても家族は家族だけど
友達は「あんたとはもう友達じゃない。」と宣言した時点で
いや思った時点で、もう友達じゃなくなるんだよ。
お互いに助け合ったり、励ましあったり、そっとしておくとか
そこまでは踏み込まないとか、逆に思い切って言ってあげるとか。
折り合いを付けていかなきゃ。
色んな友情の形があると思うけど、私の事だけを言えば
はっきり言って無償の友情なんて、ない。
これは損得勘定っていう意味じゃないよ。
お互いに同等でいられない友達なんか、友達じゃないって思うんだ。
私が、友達のために何かしてあげたい!と思うのは
自分もその友達に助けられる事があるからで、
そういう人の存在があるから、楽しかったり嬉しかったりするからで。
「だって私はこうなんだモン!だからわかってよ!」って言われても
私は家族じゃないんだからそれは無理だよ。
一方的に甘えられても、それは受け止められないよ。
私はあなたの母でも姉でも妹でもなく
友達という名の「たいせつな他人」だと気づいて欲しい。
気を使って欲しかったら自分も使わなきゃ。
プライドがあるなら、友達のプライドも尊重しないと。
そうじゃないと、友情は成り立たない。
◆◇オッサン君の独り言◇◆
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平均すると月に1度くらいの割合で、宅配ピザを利用しているが 「純粋にピザが食べたくて取った事は一度もないな~」と先日気付いた。
①体調不良で夕飯の支度が困難な時。 ②帰宅が遅くなり今から用意するのが時間がかかる時。 ③友人が遊びに来たがロクな夕飯の用意が出来ない時。
うちがピザを取るのは、大概このいずれかの理由からである。 「しょーがないからピザでも取るか」というパターンだ。 そう、私にとってピザの存在は「都合のいい女」のような物なのだ。
今夜はエリもレナもつかまらねえな。 しょうがねえ・・・ピザ子でも呼び出すか。
そんなムキ夫の本心も知らず、ピザ子はいそいそとやって来る。 30分以内に。
味なんてどうでもいいのさ。 腹さえ膨れりゃ、欲求が満たされれば。 食べ散らかして、すぐにポイだぜ。
10分後には、ピザ子がいたことすらおぼえていないムキ夫。
なんだよまだいたのかよ。明日早いんだ、もう帰れよ。
ピザ子「で、でも片付けがまだ・・・。」
洗濯なんかしてんじゃねえよ!ちぃっ。 まったく、ちょっと優しくするともう女房気取りかよ。
ピザ子「ひ、ひどい!そんな言い方・・・。もう二度と来ないわ!」
だけど呼び出されればまた・・・。
「本当はやさしい人なのよ。ちょっと淋しがりやなだけ。 私にだけ見せる、悪い部分ずるい部分。これって、愛されてる証拠よね。 エリもレナもただの遊びよ。最後に戻ってくるのは私の所なの。」
それって幻想ですから。残念!
あれ(・Д・ )?なんの話してたんだっけ?
◆◇オッサン君の独り言◇◆
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新しい携帯にはカメラがついている。
今までのにはついてなかった。というか 「カメラは要らないだろう」と思ったので、敢えてついていないものを選んだ。 だが時代の流れで、もうついていない物がない。
ついてるならついてるで、いくら気に入らない携帯でも使いこなそうと 最近毎日携帯をいじくり倒している。
自分撮りをして、どうすれば少しでも細く写るか研究に余念がない。 私はデブなのに顔だけみるとそうは見えない トクなのか損なのかわからない、特殊な見た目だ。(参照日記)
しかも、何のとりえもない私だが、写真写りだけはいいので 本物の私を知っている人は、私の胸から上の写真を見ると一様に 「これは詐欺だろう。」と失敬だけれども至極当然の感想を漏らす。

携帯カメラでも よく撮れた画像をオッサン君に見せ 「これよく撮れたでしょ。待ち受けにしてもいいんだよ。」 などと言い、嫌がられている。
昨夜、私と同じくNEW携帯をいじっていたオッサン君が 急にひっくり返って笑い出した。
「なになに?どうしたの?」
と聞くと、泣きながら携帯を私に差し出した。 そこには、一心不乱に携帯をいじっている私が写っていた。
 ∑( ̄▽ ̄)うげ! いつの間にか撮られている。
それは、デコっぱちで口を尖がらせた 「OFF」の、素の、私だった。
それがいつものオマエだよ! 俺がいっつも見てる、本当のオマエの顔だ! ぎゃっはっはっははは!
油断ならない・・・( ̄へ ̄;)
◆◇オッサン君の独り言◇◆
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2004年06月03日(木) |
たかが携帯されど携帯 |
先日、久しぶりに夫婦して携帯を買い換えた。 この日記を書いてから早4ヶ月。 待てども暮らせども、欲しかったFOMAの「D」は出ない・・・。 待つことに疲れた私達は「N」という機種を買ってしまった。
FOMAのDは出ないが、最近ムーバの「D506i」というのが出て それにするか、それとも欲しかったFOMAの、D以外にするか 迷った末にこのNを買ったのだが、今私は悲しい気持ちでいっぱいだ。
はっきり言って、気に入らない。 せめて今まで使っていたD504iに戻りたい。でも戻れない。 ・・・その現実が悲しい。
もうD夫には戻れない。 D夫への捨てきれない想いを胸に隠しながら これからはN郎と生きるしかないのね。
昨日耐え切れずオッサン君に切り出した。
「オッサン君・・・。10ヶ月したら、D506に機種変してもいい?」
「えー!なんで!?もっとよく考えて買えば良かったのに。」
オッサン君も同じFOMAのNだが、ヤツは気に入ったようで 毎日楽しそうにカスタマイズ作業に励んでいる。 ヤツと私では携帯に求めるものが違うのだから 無理して同じ機種にしなければ良かった、と深く後悔している。
「たかが携帯なんて、DでもNでもそう変わりはないわ。 そんな軽い気持ちで買い換えたあの日には 知りもしないこの淋しさ。・・・私は愛の難破船なんだよ。」
「バカめ。・・・しょうがねえなあ。」
携帯に関しては寛容なオッサン君のお許しが出てほっとした。 10ヶ月の我慢だ・・・。
◆◇オッサン君の独り言◇◆
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ムッキー
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