ダメダメちゃむ日記
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2002年10月03日(木) |
勿論全然大丈夫じゃありません |
チャットコンテンツを「心の雄叫び小屋〜いけないジェラシー叫んで〜」に変更致しました。20ログで流れ消えていく、ほとんど人目につかない場所です。皆様も思う存分叫んでいって下さい(T∇T)
結局、「書く」ことでしか自分は癒されないのだと、1日経って気付かされる。
今朝は家族全員が寝坊した。いつも見ている「めざましテレビ」を見る暇もなく、僕は家を飛び出した。いつものように車の中で「Boy's Life」を聴きながら、いつもの通勤路を飛ばし、ほんの少し遅刻したが、誰に咎められるほどではない。いつものように元気よく職場の皆様に朝のご挨拶。いつものように朝礼が終わり、今日は営業が楽なので、ご機嫌だった僕に、Tさんが顔色を伺うように声を掛けてきた。 T「ちゃむ(仮名)さん、大丈夫〜ぅ?」 僕「はい〜ぃ?」(^。^) ちょっと遅刻したけど、口紅はいつものように車の中で塗ったし、顔色はそれほど悪くは見えないはず。今日の僕、何か「変」に見えますか?<それもいつものことだし(≧∇≦)/ ハハハ! T「もしかして……知らないの?」 僕「?(。゜)(゜。)? ハッ?」 T「……言っても、いいのかな?」<逡巡 僕「何?何?何?」(((o(^。^)o)))ワクワク T「あのね、落ちついて聞いてね? 信吾さん、○○○○さんと『交際宣言』したのよ」 Σ( ̄ ̄ロ ̄ ̄;;)ハイ〜〜〜ィ!? T「ねぇ、Kさん! 今朝芸能ニュースのトップでやってましたよね?」 K「うんうん(^_^) 見た見た!」 僕は……Tさんのデスクに片手を置きながら、その場でくずおれた。あの〜、僕がすっごく真剣に「科捜研の女」や「真珠夫人SP」勧めた時「忙しくて見る暇がなくて見られなかった」のに、何故、寄りにも寄って今朝、そんなニュースを2人揃って見てるんですか?>Tさん・K先輩(T-T) 僕「K先輩、僕、今日、もう帰っていいですか?」<すっげぇ本気! K「プロなんだから仕事しなさい!(笑)」 僕「……はい」[T机]TT)ウルウルウルウル 仕事を始めて12年、僕は初めて能のような営業をした。淡々と、ただ伝えるべきことだけを、冷静に伝えた。 「ちょっと、ちゃむさんおかしいよ?」 「元気ないやん?」 営業先から囁き声が聞える。今日の僕は、せっかく振ってくれているネタに突っ込むことすらできない。全てを聞き流し、ただ用件のみを伝えた。営業先の動揺は頭では理解できた。しかし、僕の感情はそれに反応すらできない。 誰が慰めてくれようが、ボケを振ってくれようが、労わってくれようが、全ての言葉は僕の心を素通りした。今朝から僕はずっと能面のままタバコを吸っていた。何も僕の感情を動かすことはできなかった。 Tさん発K大将経由で「そんなことか!?吉永小百合が結婚した時は、わしもショックだったわい!」と言ってくれた上司が、昼休みに、 「今日は暑いなぁ?」 と話し掛けてくれたが、僕はそんなこと思ってもいなかった。 「今日は、暑いんですか?」<素 「どうしたんか? 元気ないぞ!?」(^^;) 「今日の私には、そんなことを感じる余裕は〜ありません〜〜♪」<歌うな! たった一つ、止まったままの僕の感情に大爆笑を起こさせてくれた、ある天然ボケのSくんを除いては。 「S君!ありがとう!朝から落ち込んでいたけど、君のおかげでやっと『笑う』ことを思い出せたよ」 しかし、やはりそれは一瞬だった。 午後、営業から戻ってきたA君が部屋に戻ってつぶやいた。 「あ! クーラーが入ってる!」 え? あ、ホントだ。クーラー、動いてる、みたい。 「今日って〜そんなに〜暑かったんですか〜?」>上司(゜゜)(。。)ウン 「そうなんですかぁ〜。全然気がつきませんでした〜」<変!変!絶対、変!! Tさんはしきりに私の精神状態を気にして、何度も声を掛けてくれた。 「大丈夫ですよ〜。今日帰ってからネットで知ってたら、絶対明日は丸1日休んで皆さんにご迷惑掛けてましたもん。心の準備ができただけ、今朝教えていただいてよかったですぅ〜」<どう見ても全然大丈夫じゃない虚ろな表情(苦笑) 「ちょっと早いですが〜、『吉永小百合休暇』でお先に失礼します〜」 1日中虚ろな表情の鬱病患者に逆らえる者はいない。「なんじゃそりゃ?」と笑いつつ、上司達は「お疲れさん」と僕を見送ってくれた。 帰宅後、ネットで情報を確認する。( - -) ボーーーーーッ 長女と次女を車で迎えに行った。2人共保育園の園庭で遊び続ける。他の親子は親に叱られながら、1人また1人と帰途に就く。辺りはどんどん暗くなる。( - -) ボーーーーーッ 携帯で事情を知らせると、ダーは早々に帰宅した。 「ちゃむちゃん、そりゃあショックだったよねぇ?」 「まぁまぁ、飲みなさい、食べなさい」 「僕も天○真○が●●だって知った時は、ショックでポスターを全部破り捨てたもんだよ」<頼むからそれとだけは一緒にしないでくれ!(><) ( - -) ボーーーーーッ
ダーの温かい慰めは延々と続き、僕は今だに能面のまま。「書く」ことでさえ癒されないモノの正体は、一体何なのだろう? 僕は信吾くんが好きだ。そして、信吾くんの幸福を祷る者の1人だ。信吾くんが選んだ人は、どうやらとても素敵な人らしい。信吾くんが幸せになる、なろうとしている。本来なら、それは僕にとっても嬉しいことの筈だ。なのに、この虚無感は何なのだろう? 優し過ぎる連れ合いを持ち、健康な子どもに恵まれた僕は……??? 何故、僕は全然大丈夫じゃないんだろう?
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