Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2002年05月27日(月) 薄れゆく記憶

最近、どうもあくせくしていて、
日々を場当たり的に生きている気がしていたが、
夜、たまたま眠れずに考えていたら、その原因に思い当たった。
もちろん、それが本当の原因かどうかは分からないが。

記憶をたどってみると、
今の僕にはもう、高校の記憶がほとんどない。
友人の高校に行ってみたり、高校の話を聞いたりしたときから
何かおかしいとは思っていたのだ。
そして、昨日の夜、高校の頃のことを思い出そうとして、
初めて高校の生活がほとんど記憶に残っていないことに気づいた。
ちなみに余談だが、
その友人の高校というのは、東大教育学部附属高校で、
今は中等教育学校とかいう名前になっているので
厳密に言えば高校ではないが。
さらに話は飛ぶが、その中等教育学校には、教育実習棟なる建物がある。
教育実習用に建物が存在するらしいのだ。
さすが教育学部に付属する学校である。
付属と言うと普通はこの字だが、校名に使われているのは「附属」という字である。
ただし、信号機には「付属」と書いてある。

で、自分の礎になっているはずの記憶がないのだから、
日々が場当たり的になっていくのも当たり前だ。
昔から積み重ねてきた信念だとか、そんなものもきっと一緒に消え失せているはずだからだ。
自分の記憶力には昔から自信がなかったが、
それにしても高校の思い出がほとんどない、というのはきつい。
…それとも、大学生も2年以上やっていると
高校の記憶なんてなくしてしまうものなのだろうか。
しかし、中学の記憶はそれなりに持っているのだが。

とにかくなにも考えずに過ごす大学生活は、本当に過ぎていくのが早く感じる。
だいたい、三年生になっているにもかかわらず、
まともな知識が身に付いていない気がする。
そもそも、レポートを書いていないのにこんな日記を書いていることが問題だ。


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