Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2002年05月28日(火) 死亡事故

家庭教師をやっているのだが、
その生徒の、友人が死んだ。
バイクに乗っていて、突然バックしてきた車にはねられたそうだ。
バックで当たったので速度はそれほどでもなかったようだが、
打ち所が悪かったらしい。
ガードレールの支柱が頸椎に直撃したとのことだ。
面識はないが、冥福を祈りたい。

弟もバイクに乗っているのだが、
バイクという乗り物は事故と常に背中合わせになっている、
と改めて認識させられた。
当分、弟の後ろには乗れないかも知れない。
その生徒も、前までは原付を欲しがっていたのだが、
さすがに乗る気にはなれなくなったらしい。

バイクと言えば、
6月4日の火曜日に町田スペクターとかいう暴走族か何かが
集会を開くそうだ。
で、町田相模原近辺は治安の悪化が考えられる。
一応、せっかくこの日記を読んでくれている人に、
情報を提供しておこうと思う。
試しにGoogleで検索をしてみたが、一件もヒットしなかった。
それほど大きなグループではないのかも知れない。
まあ、そうであるならば、
それほど懸念する必要はないかも知れないが…。

今日も、特筆すべきことは起きなかった。
ホームと電車の間に手帳を落としたりしたが、
僕にとっては些細な事件である。
それを見ていた友人には挙動不審と言われたが、
そんなことを言ったって線路にものを落としたら
駅員を捜すのは基本である。

普通の人は線路にものを落としたりはしないと思うので、
一般の電鉄会社がその場合、どのような対処法を取るかを紹介しよう。
と言っても、残念ながら僕はJRでしか物を落としていない。

まず、線路に物を落とした場合、
何らかの方法で駅員を捜し出さなければならない。
JR新宿駅、中央線の場合は駅員がホームに常駐している。
JR東京駅、京葉線の場合は、
わけの分からない箱に向かって大きな声で話す必要がある。
会話をする装置のはずなのだが、
外から見ただけではマイクの位置もスピーカの位置も見て取れないという
極めて不可解な構造になっている。

昔、国鉄だった頃は駅員の対応というのは
非常に素っ気ないものだったそうだ。
しかし、今は違う。
線路に物を落としたことを訴えると、かなり丁寧に探して、
きっちり手元まで届けてくれる。
具体的には、マジックハンドでつかみ上げるのである。
見つかればそれで終わりである。

しかし、新宿駅では結局見つからなかった。
原因は不明だが、電車に引っかかった、ということが考えられる。
僕には、線路の近くにあったものが
消えてなくなってしまう原因として、それしか挙げることができない。
誰かが線路に飛び降りて拾い上げたということも考えられなくはないが、
JR新宿駅の中央線ホーム、それもラッシュ時の場合は、
2分に一本のペースで電車が来るので、
飛び降りる時間的余裕はほとんどないと言える。
さらに、常にホーム上には人がいるため、
人に見られることなく線路上に飛び降りることは難しい。
さすがに、いくら他人に無関心な都会人とはいっても、
人が線路に飛び込んだら、何らかの反応を示す可能性は高い。

この場合、遺失物届けというのを出すことになる。
線路に物を落としても、電車の中にものを忘れても、
どちらも同じように扱われるというのはなんだか不思議な気分である。
ちなみに、東京駅で手帳を落としたときは、
危うく電車内に鞄を忘れるところであった。
そうなれば、まさに踏んだり蹴ったりである。
このときは、かつて桜木町で踏んだ轍を二度踏まないよう
記憶がよみがえってくれた。
人間には、物事を反省し、次の行動に生かす、という能力があるようだ。
ただ、電車の中にものを忘れる、ということを
一度でもやるのはおかしい、と考えられなくもないが、
僕はシングルタスクの人間である。
一度に一つの情報しか処理できない体質なのだ。

かつて書いた高専出身の友人からメールが来た。
C言語のコンパイラやエディタを探してそのURLを提示したのだ。
そのくらい自分で探せよ、と思わないでもないが、
コミュニケーションを取る絶好の機会なので利用させてもらった。
おかげで、彼女の自宅のメールアドレスを入手できた。
ミッション・コンプリートである。

まあ、彼女の主張する理由も分からないことはない。
彼女はナローバンドユーザ…、要するに、
電話回線でインターネットをしているのである。
だから、インターネットを使えば使うだけ電話料金と通信料がかかるし、
そもそもそういう環境ではインターネットを使い慣れるということは考えにくい。
僕も、初めはC言語のコンパイラを探すのには苦労した。
試してもらえると分かるはずだが、
「C言語」だとか「コンパイラ」だとか、
そういう検索ワードでは直接コンパイラが置いてあるページがトップに出ない。
リンクをたどっていけば入手できるのだが。
borlandという言葉を加えると、比較的簡単に
Borland C++ Compiler 5.5というコンパイラが入手可能だ。
ただ、http://cygwin.com/に行って
Cygwinを取ってきた方が早い、という気がしないでもない。

ちなみに彼女はWindowsよりUNIXを使い慣れているという、
現代では比較的珍しい部類に属する人である。
特に、二十歳と限定すればより珍しいだろう。
…おや、さっきまで二時だったのに、もう三時になりそうだ。
明日は五時半に起きる予定だが…。

直感的、ヒューリスティックな予測をあえて述べると、
五時半に起きることは不可能ではないかと思う。


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