カンラン
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2002年03月21日(木) ショウノウのカホリ。

雨上がり,
本屋さんに行きがてら
となり町の駅前まで散歩してきました。

あたりには,
犬を連れて歩く人,
塾の打ち上げパーティーとやらに向かう女の子たち,
家族そろって車でどこかしらに向かう人たち。

さすがに祝日とだけあって
のんびりした空気が漂ってました。

お肉屋さんの前ですれ違った小学生ぐらいの子が
お母さんを見上げてひとこと。

「明日もついでにお休みにしてくれればいいのにねぇ?」

うん。
私もそう思う。

・・・明日の会議がなかったらなぁ。



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夕方から思い立って,
衣替えはじめました。

とっても苦手な作業です。


日々の自分の服装は,
毎朝見る天気予報やからだの温度計で
徐々にではありますが,
自然に衣替えができてきてるようなんです。

が,しかし。
肝心な私の洋服置き場は,
ごっついセーターなどなどが積み上げられたままの
完全冬モード。
もうひと冬やってきそうだ。



ながらく実家に住み着いていなかった私。
「物置,あらためエスの部屋」には
十分なスペースがないため,
今着る服は2階,
そうじゃないものは1階の押入の中,
というふうに私の服はいろんな場所に間借りしています。

だから衣替えに際しては
よいしょよいしょと
あれこれ抱えて家中行ったり来たりしなければなりません。

家族が出払っている今が絶好のチャンス。



今にもどてっと横になって
買って来たばっかりの本をぱらりぱらりしてしまいそうな
自分をなんとか動かして,
洋服を分類。


しばらくたって
自分のまわりを見回してみると
ものすごい光景になってる。

気がすうっと遠のいて,
何てことを始めてしまったんだろうかと後悔の渦にもまれる。


ふと視線を感じて振り返ると,
すっかり放ったらかしにされて
不安な顔した翔ちゃんの姿。

私の膝に乗っかってきたのをいいことに
私もしばし
現実逃避に突入してしまおう。
床に散らかったセーターを枕に
意味もなくごろりと転がってみる。


けど,
天井をじいいっと見てるばかりで落ち着かない。

窓の外の光も少しずつ弱まってきてる。

手早く片づけるしかないなぁ,と作業再開。


それにしてもあちこちひっくりかえしてみると,
出てくる,出てくる,いろんな懐かしいもの。
衣替えする度に遭難者(物)続出。
そしてながらく遭難してた物たちとの再会も多数。


実際使わなくても,
捨てられないものって結構あります。
なんとなく好きなもの。
そばに置いときたいもの。

こんなだから,私はがらくたに囲まれてしまう。



今回は少し思い切った整理をしてみようと思います。


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