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■ ごくせんとごくせん。
ウォーターボーイズ2の感想は、まだ見てないのでまた後で。 ドラマ版「ごくせん」のサイトを巡っていて、ふと思ったのですが、このファンサイト、原作をしっかり読んでいらっしゃる方も多いのですよ。 で、当然、中にはドラマから原作へ流れた方もいらっしゃるんですが、原作からドラマを見ている方も多いようなのですね。
でも、個人的にというか客観的に見ても、ドラマ版と原作って違うのですよ。 どれくらい違うかというと、私が日記で何度も叫んだ「め組の大吾」より違う。 登場キャラクターの設定から描写から違う。
……でもですね。 原作からドラマを見ていると思われるファンサイトさんで、ドラマを否定する声ってないんですよ。 いや、もちろん、どこかにはそういう声があるのかもしれないんですが、少なくとも私が巡るファンサイトには一つもなくて。
それが不思議なんです。 同じく「キャスティングからしてあり得ない違い」を呈している「め組」の方は「ドラマ版最低」という声があっちこっちにやたらとあるんですよ(私も同感です)
なのに、ごくせんにはない。これはどうしたことだろう? と、思ったわけです。
で、ですね。私は原作の方は殆ど知りませんし、原作に近いと思われるアニメにしても数話しか見ていないので何とも言えませんが、もしかしたら、ごくせんをドラマ化したスタッフは、きちんと原作を読んで、原作の何がファンに支持されているのかを知った上で、敢えて全く違う物を作り上げたんではなかろうか、と。 そう思うのです。
私が「め組」で一番嫌いだったこと。 大吾が、原作の大吾じゃなかったこと。 作品内で殉職者(死者)を出したこと。
め組が支持されているのは、大吾が出動する現場では誰一人死者が出ないから。そういう天才的な才能を少しずつ開花させていく彼の姿を熱く、そして消防士という仕事をリアルに描いていたからだと思うんです。
でも、ドラマではそれを全く無視している。だからファンにしてみたら、ドラマは原作への冒涜以外の何者でもなくて。
ごくせんは。 そこら辺をきちんと弁えた上で、敢えて全く違う物を作り上げた。 ファンの期待する部分だけは、きっちり押さえた上で。
だから、ごくせんでは非難は出ていないのかな、なんて思うのです。 ……どうかなー。的ハズしてるかなー。 でもアニメを見たとき、何かそう思ったんですよねぇ。 状況もキャスティングもあり得ないくらい違うけど、でも、どっちも同じ「ごくせんだ」。って。
まぁ、これからアニメの再放送が進むほどに、評価は変わっていくかもしれませんがねー^^;
2004年07月20日(火)
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