15's eyes
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2002年12月03日(火) 答えをくれたのは、彼

ついに日記をとばしてしまったの…

日、月、火と自分の復活のためにビデオ観たり、
本読んだり、
…とそういう生活。
仕事は二の次。

今日も、早く帰ってきて、
CDに貼り付ける、インデックスをおたくぶりに
凝ったものにして満足するという作業をやった。


くらい…



8時過ぎくらいからサッカーもみて、
豪華すぎるメンバーを見て感激してると、
彼からメールのレスがきた。

どうでもよすぎる内容だったのだけど、
私はどうしても声が聞きたくなって、
電話をした。


電話をかけても
最初はなんでもない話。


私は、大好きな人にでさえも、
心の内をさらけ出すことに未だに慣れていなくて、
言葉にするのは時間がかかった。
これでも今の彼でかなり改善されてるんだけど(恥)


「どうした?」
と彼。
「この前から、まだ迷っていることがあって、
心の底に答えがあるってわかっていても、
未だに答えがみつからないの。」
私は、ついに吐き出した。

一連の話を聞いて、彼は、
「とてもシンプルな話なのでは?」
と言い出した。


「話を聞いてる限り、
その友達にとって彼のもとに行くことがホントの願いじゃなくって、
ホントはできれば、このまま仕事続けて、
こっちでいい人がそばにいればベストなんでしょう?
でも、良い出会いがないから、
そっちに行きたいってことなんでしょう?」


そうなの。そうなの。
きっとそうなの。


「今の時点でそっちに行ってもその友達の迷いは増えるんじゃないの?」
と彼は言った。



迷いが、増える?


彼のことが迷いなく好き
と思えるのなら、
新しい土地でもやっていけるだろう。


新しい仕事をしてみたいという意欲がわいているのなら、
新しい土地でもやっていけるだろう。


でも、ただ漠然と赴いて、
自分の本当に落ち着ける居場所はつくれるのか?
不安はぬぐいきれるのか?


自分をリセットできるのか?
今の生活<新しい生活  と思えるのか?


そして

一度別れた恋人と復活して、
今まで以上の絆がつくれるのか?


彼は言った。

「別れるってさ、ただ1つの理由で普通は別れないだろ?
10あるうちの1こか2こイヤなことあっても別れない。
7つも8つもあって別れを考えるもんでしょ。
今は、また友達とよりを戻したいから、
彼も頑張ってるだろうけど、
実際につきあってくうちに、その別れた原因を乗り越えられるわけ?
前以上に好きになれるものか?
結局は、だめになる確率が多いと思うんだけど。」


彼は、復活愛には以前から否定的な人だったので、
彼女の恋愛の未来も暗いのでは…という考え方だった。


「せめて、今すぐっていう結論じゃなくて、
遠距離でも連絡がとぎれることはなかったんだから、
もうちょっと様子みてもいいんじゃないの?」
と、彼の考えを話してくれた。


そして、
「もし、もう一度話してみようと思うなら、
アドバイスすると頑なになっちゃうこともあるんだから、
選択肢を広げてやるくらいのつもりの言い方してやったほうが、
いいと思うよ。」
と私に言った。



あーーーーーーーーー



私の、迷いを、

ここ何日かのぐるぐるした思いを救ってくれたのは、
やっぱり、あの人だった。



彼だった。




私の中の迷いは、
「彼女に自分の思ってることを告げるか、告げないか」
ということだった。

友達として、
自分の考えを告げることによって、
彼女を混乱させはしないか
そんな思いがあった。


けれど、
「良いときの話するばっかりが友達じゃないでしょう?」

というあたりまえの友達のセオリーを
思い出させてくれたのは、彼だった。



仕事を辞めるにも、
結婚をするのにも、
人生の中での分かれ道にたったら、

迷うくらいなら、進まない方が、いい。
立ち止まって、納得いくまで考えた方が、いい。



私の中で、
「ああ、あのときこうすれば良かった」
っていう彼女の言葉をこの先聞きたくないから。


私は自分の思うことを彼女に話そうと思う。
その結果、彼女が「やっぱり」と今の考えを貫き通すなら、
今度こそ心から送り出せそうな気がする。


それにしても。
今日改めて、彼の偉大さを感じた。
彼は、
懐中電灯みたいに、私の考えてることを照らしてくれた。

感謝!

なんだかんだ言っても、
やっぱり彼のこと、大好き












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