lucky seventh
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2004年08月13日(金) この空の果てにシリーズ。 きみに捧げる、青の青



この空の青は、僕にとって自由の代名詞だった。







「ウル」
小さなあの子が呼ぶたびに、いつだってウルは心をトキメカセタ。
可愛い養い子の世界のすべてが、自分で塗り変わっていくことの愉悦と安堵は
ウルの存在意義で、この子がいればすべてが許されるようだった。

「ウル」
あの子が名前を呼ぶたびに、ウルは微笑む。
後悔と、けして消えない悲嘆を抱え。

「ルウ」
それは罪の証し、断罪の天使の名前であり、
いずれウルの存在を食らいつくす神の御使い。

「ルウーマトレイ」
この手に抱く、小さな温もりに
ウルは


ナナナ

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