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人物紹介

「翼」−私。苦手なモノ → 恋愛

「T君」−友達のダンナの親友。
1歳年上。
私の事が好き?みたいです。

「H君」−出向先の人。元カレ。
6歳年下。
すごく好きだったけど、フラれた。

「 I さん」−同じ会社の元上司。
3歳年下。
好きだった人

「Nさん」−元元彼。
6歳年上。交際2年9ヶ月。
憎まれてます

「Aさん」−10歳年上。
既婚者子持ち。
昔々の好きな人。

「あの人」−元元々彼。2歳年上。
1ヶ月でバッサリふられました。
私の通っていた大学の職員。


あなたには届かない

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2002年12月28日(土)
あやまち

先輩とケンカ(?)した。
「あの人」の事で・・・。

先輩と学校でばったり会った時に、
クリスマスに女子職員たちと飲んでた事について、グチグチ愚痴ってしまった。

私 「ひどいと思いませんか?私のことは全然誘ってくれないくせに
   他の女の人たちと飲んでるなんて。」
先輩「別にいいじゃん。一対一じゃないんだし、俺もいたし。
   忘年会も兼ねてたんだよ。」
私 「だからって、何でクリスマスなんですか?イブも何にもなかったし。」
先輩「翼からは誘ったの?」
私 「誘ってないけど・・・。」
先輩「じゃあ、しょうがないじゃん。」
私 「しょうがなくないですよ。ひどいー。」

次の先輩の言葉が、私の胸にはズキッときた。

「お前さぁ・・・、なんでそんなに“彼女気取り”なわけ?」

私 「彼女気取りって・・・、私は別にそんなつもりは・・・!」
先輩「付き合ってないんだからあの人が何してても勝手だろ?
   翼にそこまで縛る権利があるの?」
私 「だったらはっきりふればいいじゃないですか。
   中途半端に優しくしといて、期待持たせといて。よく解らない・・・」

「もうちょっと周りを見ろよ。」
先輩はあきれたようにそう言って、去って行った。

確かにそう。先輩の言う通りだ。
あの人が何をしてたって、私にごちゃごちゃ言う権利はない。
悪いのは、私だ。醜い嫉妬の感情。
先輩にやつ当たりしてしまった。
見返りを求めすぎている、期待しすぎている、私が悪い・・・。

でも、その時の私はそんな風に冷静には考えられなかった。

さらにいつか、あの人に言われた言葉を思い出していた。

「4月1日までに、君にも他にいい人が現れるかもしれないし、
俺にもいい人が現れるかもしれない。だから約束は出来ない。」

その言葉を言われた時も、私はすごいショックを受けた。
私の気持は、そんなに簡単に変わるものじゃないのに、
どうしてそんなこと言うの?って。

つまり、そういうこと?
あなたはどこで何をしても自由。
私もどこで何をしても自由。
だってお互い、フリーなんだから。
そうだよね。確かにそうだよ。
でもそれって、ただのキープじゃん。
かすかな期待を与えてつなぎとめてるの?

バカにしないでよ。

私は、完全に頭に血が上っていた。
その時、ちょうどいいタイミングで携帯がなった。

「もしもし?」
「あ、翼先輩?俺です。」
それは仲のいい後輩(男)からだった。
「ああ、どうしたの?」
「なんか機嫌悪いですね(笑)今夜暇ですか?家に来て飲みましょうよ。」

その後輩には彼女がいた。
でも彼がその彼女と付き合う前、私は彼と一回だけキスしたことがあった。
それからはなにもなかったけど。
そういえば、彼女は今日から地元に帰省するって言ってたっけ・・・。
なんとなく、彼の部屋に行ったら“ただ”では済まなそうな予感がしていた。
私も、彼女がいる人とどうこうなりたくはない。けれど・・・

「何してても勝手だろ?」
さっきの、先輩の言葉が頭をよぎった。

「うん。いいよ。」
私は後輩にそうつげていた。

いいでしょ?
私はフリーなんだから、どこで何をしたって自由。

完全にヤケになっていた私。
たとえば今夜、“何か”あっても、それでもよかった・・・





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その夜の詳しい出来事は、次回に書きます・・・。



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