
人物紹介 ☆ 「翼」−私。苦手なモノ → 恋愛 ☆
「T君」−友達のダンナの親友。 1歳年上。 私の事が好き?みたいです。 ☆
「H君」−出向先の人。元カレ。 6歳年下。 すごく好きだったけど、フラれた。 ☆
「 I さん」−同じ会社の元上司。 3歳年下。 好きだった人 ☆
「Nさん」−元元彼。 6歳年上。交際2年9ヶ月。 憎まれてます ☆
「Aさん」−10歳年上。 既婚者子持ち。 昔々の好きな人。 ☆
「あの人」−元元々彼。2歳年上。 1ヶ月でバッサリふられました。 私の通っていた大学の職員。 ☆
あなたには届かない
翼
MAIL
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2002年12月28日(土) ■ |
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あやまち |
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先輩とケンカ(?)した。 「あの人」の事で・・・。
先輩と学校でばったり会った時に、 クリスマスに女子職員たちと飲んでた事について、グチグチ愚痴ってしまった。
私 「ひどいと思いませんか?私のことは全然誘ってくれないくせに 他の女の人たちと飲んでるなんて。」 先輩「別にいいじゃん。一対一じゃないんだし、俺もいたし。 忘年会も兼ねてたんだよ。」 私 「だからって、何でクリスマスなんですか?イブも何にもなかったし。」 先輩「翼からは誘ったの?」 私 「誘ってないけど・・・。」 先輩「じゃあ、しょうがないじゃん。」 私 「しょうがなくないですよ。ひどいー。」
次の先輩の言葉が、私の胸にはズキッときた。
「お前さぁ・・・、なんでそんなに“彼女気取り”なわけ?」
私 「彼女気取りって・・・、私は別にそんなつもりは・・・!」 先輩「付き合ってないんだからあの人が何してても勝手だろ? 翼にそこまで縛る権利があるの?」 私 「だったらはっきりふればいいじゃないですか。 中途半端に優しくしといて、期待持たせといて。よく解らない・・・」
「もうちょっと周りを見ろよ。」 先輩はあきれたようにそう言って、去って行った。
確かにそう。先輩の言う通りだ。 あの人が何をしてたって、私にごちゃごちゃ言う権利はない。 悪いのは、私だ。醜い嫉妬の感情。 先輩にやつ当たりしてしまった。 見返りを求めすぎている、期待しすぎている、私が悪い・・・。
でも、その時の私はそんな風に冷静には考えられなかった。
さらにいつか、あの人に言われた言葉を思い出していた。
「4月1日までに、君にも他にいい人が現れるかもしれないし、 俺にもいい人が現れるかもしれない。だから約束は出来ない。」
その言葉を言われた時も、私はすごいショックを受けた。 私の気持は、そんなに簡単に変わるものじゃないのに、 どうしてそんなこと言うの?って。
つまり、そういうこと? あなたはどこで何をしても自由。 私もどこで何をしても自由。 だってお互い、フリーなんだから。 そうだよね。確かにそうだよ。 でもそれって、ただのキープじゃん。 かすかな期待を与えてつなぎとめてるの?
バカにしないでよ。
私は、完全に頭に血が上っていた。 その時、ちょうどいいタイミングで携帯がなった。
「もしもし?」 「あ、翼先輩?俺です。」 それは仲のいい後輩(男)からだった。 「ああ、どうしたの?」 「なんか機嫌悪いですね(笑)今夜暇ですか?家に来て飲みましょうよ。」
その後輩には彼女がいた。 でも彼がその彼女と付き合う前、私は彼と一回だけキスしたことがあった。 それからはなにもなかったけど。 そういえば、彼女は今日から地元に帰省するって言ってたっけ・・・。 なんとなく、彼の部屋に行ったら“ただ”では済まなそうな予感がしていた。 私も、彼女がいる人とどうこうなりたくはない。けれど・・・
「何してても勝手だろ?」 さっきの、先輩の言葉が頭をよぎった。
「うん。いいよ。」 私は後輩にそうつげていた。
いいでしょ? 私はフリーなんだから、どこで何をしたって自由。
完全にヤケになっていた私。 たとえば今夜、“何か”あっても、それでもよかった・・・
その夜の詳しい出来事は、次回に書きます・・・。
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