
人物紹介 ☆ 「翼」−私。苦手なモノ → 恋愛 ☆
「T君」−友達のダンナの親友。 1歳年上。 私の事が好き?みたいです。 ☆
「H君」−出向先の人。元カレ。 6歳年下。 すごく好きだったけど、フラれた。 ☆
「 I さん」−同じ会社の元上司。 3歳年下。 好きだった人 ☆
「Nさん」−元元彼。 6歳年上。交際2年9ヶ月。 憎まれてます ☆
「Aさん」−10歳年上。 既婚者子持ち。 昔々の好きな人。 ☆
「あの人」−元元々彼。2歳年上。 1ヶ月でバッサリふられました。 私の通っていた大学の職員。 ☆
あなたには届かない
翼
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2003年03月14日(金) ■ |
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キミの涙 |
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最近は、卒業式間近なので何かと忙しく、 ちょくちょく実家に帰ったりもしてた。 「後輩」にも会ってなかったし、 電話がきても長く話せずすぐに切ってしまったりしていた。
そんな日々が続いた、昨日…。
私は例によって上の空で「後輩」の話を聞いていた。 すると…、突然、黙り込む「後輩」。
あ、まずい怒ったかな? そんな風に思いながら、 「もしもし、ごめんごめんちゃんと聞いてるよ〜。」と言うと…、 受話器の向こうからは、すすり泣いているような音が…。
私 「ちょっと、泣いてるの!?どうしたの!?」 後輩「何か、悲しくなった…。」 私 「ごめんね。最近忙しくてちゃんと話し聞いてなかったから…。」 後輩「そうじゃないよ、それは解ってる…。 ただなんか…、もう翼が帰ってこない気がして。」 私 「どこから?実家から?ちゃんと帰ってきたじゃん。」 後輩「そうじゃないよ。誰かのところに行ってしまって、帰ってこない気がして…」
「そんなわけないじゃん!」 私はなんでもない風にそう言ったけど、内心はギクッとしていたんだ。 確かに最近“忙しいから”「後輩」に会ってなかったのは事実だけど、 理由はそれだけじゃない…。
“あの日”から、「あの人」から電話があった“あの日”から、 自分でも解ってる、私はどこか“おかしい”。 しばらく治まりかけてたのに、また「あの人」の事を考えて気持が乱れ始めた。
「後輩」は「あの人」から電話がきた事なんて知らないけど、 そうやって揺れている私の気持を、敏感に察知したんだ。
やっぱり、ちょっと違うよね…。
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