ゼロの視点
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2002年12月11日(水) 奇遇

前回のニューイヤー・パーティーで知り合い、その後ちょくちょく色々なところでバッタリと会うことが多くなった夫婦から、いいレストランがあるから一緒に食事に行こうと誘われていた。が、今週から忙しくなっている私は、だんだんと面倒くさくなってきてもいた。しかし、この夫婦はとっても面白いし、妻の方とは、不思議に話や視点が合って楽しいので、どうしようか・・・・?!?!?!。

 そんなことを思いつつ午後2時過ぎに家を出発し、あちこちを訪問。万歩計をつけてくればよかったと思うほど、よく歩いたと思う。おまけに寒いので、自然と足取りも猛烈に速くなり、今までのんびり(こう書くと聞こえはいいが、要するにダラダラ)と日常を過ごしてきた、私の足が悲鳴をあげるのも時間の問題。資料の本や書類がたくさん入ったリュックが肩に食い込む・・・・。昔の行商の方は、もっと大変だったんだろうなぁ・・・・、と思ったりして。

 とはいえ、いいこともたくさんある。今までの訪問先の人は、本当にいい人ばかりなのだ。これが救いともいえる。

 昔、山登りをしていたので、こんなにたくさん歩いても、なんとか脚自体は疲れもせず平気だったが、足の裏の皮がとうとうむけてしまった。さすが室内履きに慣れてしまっていた、足の裏!!。時計を見るともうすでに午後9時になろうとしていた。友人夫婦らの招きをドタキャンしたい誘惑に一瞬かられたものの、レストランに予約まで入れてくれているので、さすがにそれはできないと諦め、16区のとある場所へ・・・・・。

 住所だけ聞いていたので、実際のレストランのまん前に来てビックリ!!!。なんとそれは、私が取材しようか否か迷っていたところだったのだ。口コミでフランス人の間でかなり有名なところ。おまけに友人夫婦は、このレストランの隣に住んでいて、まだ一度も訪れたことがないので、初訪問をぜひ私達と、と思ってくれたそうなのである。

 ドタキャンしなくてよかったぁ・・・・、とシミジミ。

 料理も想像した以上に美味しく、会話も楽しく、おまけに取材のアポまで取れて、一石三鳥の夜となり、足の裏の痛みはどこかへ飛んでいってしまった。遅れてやってきた夫も、16区なお値段にちょっとビックリしていたものの、食事の美味しさと、オーナーの人柄にいたく感動していたようだ。

 閉店時間まで粘り、その後隣にある友人夫婦の家にちょっとだけお邪魔させてもらう。本棚には、私の好きそうな書籍がたくさんあって、これまた嬉しくなった。どうりで妻のほうと話が合うわけだな、と。かなり強い食後酒を呑んだけれど、酔わない・・・・、ということは本当に久しぶりに、私が仕事モードに突入したいい兆候?!?!?!、と考えておこう(涙)。

 


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