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淋しさのかたち。 - 2004年05月10日(月) ここ数日、恐い夢か 淋しい夢を見続けている。 今朝見た夢も恐かったし 淋しかった。 何が夢に影響をおよぼすのかわからないのだけど そういう夢を見る時は立続けに 見続ける。 真っ暗闇のなか 私は診察台のようなベッドの上に寝かされ 外から漏れる光でしか 周囲を観察することができない。 ずっと部屋の奥から 一人の人が近寄ってくる。 彼も囚われの身だ。彼は私に近寄ると ニ言三言話すと 身を隠すように去って行った。 暗闇のだだっ広いホールの中。 気がつくと そこは映画館だった。 スクリーンでは おぞましい映像が流れている。 前列を占めているのは 小さい子供達。 私は座席に寝転がるように座っている。 私の前の席の身なりの良いスーツを着た男性が まるで新幹線のリクライニングシートのように 背もたれを倒し、私の膝までのしかかる。 あれは誰だったのだろう。恰幅の良い中年男性だった。 私はいつのまにか 何かの施設の中にいる。 私の左隣にいる物腰のやわらかな男性は私の肩を抱いて いう。 「そうだよ これは君の為に作ったんだよ」と。 私は辺りを見回すと 天井が高い鉄筋の建物。 そして沢山の人で賑わっているのに気がつく。 そうだ 今日は完成記念のパーティーだった。 私が彼に抱きついて甘えると 彼は ○○会社の誰某さんが きているから駄目だよ と 私の振る舞いを牽制する。 私は仕方なく 大人しくする。 彼がそのあと 参加すると言う会が行われるホテルまで ついて行く。 彼は私に○○会社の誰某さんには 気づかれないように しなくてはならないけれど 親睦を深めていらっしゃい といわれて ○○会社の彼等と行動を共にすることをきめる。 彼の出席する会の開始時間が迫っている。 穏やかに振舞い 接する彼に 淋しさを感じながら そのホテルをあとにする。 そうして私はいつも 捨てられるのだった。 ...
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