流れる水の中に...雨音

 

 

ある小説の一節より。 - 2004年05月14日(金)




「孤独ぶりたがりのティーンエイジャーとはちがうから、
 私はもう一人ではいたくないの。」


ある小説の一節。


一緒に暮らしても人生を共有できないことがある。
たとえ 一緒に暮らさなくても 人生を共有することはできる。

一緒に暮らすことと 人生を共有することは 
全く別のことだ。


だけど 
人生を共有できる相手を思いながら 独りで暮らすことは
あまりにも淋し過ぎて 彼女にはできないから

「私は私の人生が気に入ってるの」
「そんなに幸福っていうわけじゃないけれど、
 でも、幸福かどうかは そう重要なことじゃないわ」


切望する脆いなにかを手に入れるよりも
壊れることのない安らぎを大切に思う。
そこに「ある」という事実が大切だから。


幸福かどうかは そう重要なことじゃない か。







...




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