度々旅
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夜になって、しとしとと雨が降ってきた。雨が降り出すと、その音を聞きたくなり窓を開けてしまう。ひんやり、そしてしっとりとした空気が部屋に入り込む。それを楽しんで、ぼーっとしていると時間はすぐに過ぎ、実は寒いということに気付いた。窓を閉めると、だんだんと部屋は温度を取り戻す。そういえば、ここ三日、部屋から一度コンビ二まで出かけただけだ。あとは、部屋の中にいた。
連続して用事がないときは、部屋の中に流れる時間は、テレビをつけなければ、あまり実感がない。曇りや雨だと、ますますテレビしか私に時間を告げない。ちょっと怖い気もした。
さて、間にあうのかなぁ。授業の発表の準備。たらたらやり続けているけれど、危機感もないし、苦しくもないし、興奮もない。ただ、たんたんとテキストを読むだけだ。読んでも、中に入り込めず、あれぇ〜というかんじ。まいった。まいった。
明日こそは、革命を起こしてやるのだ。
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