くじら日誌
温かい、紅茶を傍らに。
穏やかで何もない日々だけれど。
せいいっぱい、生きよう。

2002年07月05日(金) わたしのもの


絵日記・昆虫採集・ラジオ体操・海水浴・かき氷・花火・朝顔の水やり。
眩しいほどの青い空の下、
蝉の鳴声を聞きながら奔走する僕の毎日は案外忙しい。


車の中を改装してます。
改装というと仰々しい気もしますが、
まあ要は模様替えです。

去年までは毎日わたしが乗っていたので問題が無かったのですが
わたしが自転車通勤になってからというものの
父親がわたしの車を使うようになってしまいました。
去年のいつだったか、自分の車が廃車になってしまい
足が無くて遊びに行けていなかった鬱憤を晴らすべく
毎週のように乗っていきます。

「新しいの買ったら」と言うと
「お金が無い」という答えが返ってきます。
新しいケイタイとかデジカメとかそういうもの買うなら
車の頭金でも貯めろと言いたくなります。

わたしは親にお金を出し渋られて
教習所は働きながら自分でお金を出しつつ通ったし、
(夜勤明けで通う事も多々あったんですよ)
わたしの車だって頭金から保険から全部わたしの負担で購入した
れっきとしたわたしの物なんです。
それなのに私が車を貸し渋ると物凄い剣幕で怒るんですもの。
わたしの所有権なんてあってないもの。
他人の運転癖を付けたくないから、絶対貸したくなかったのに。
毎週福島だ尾瀬だと行かれてはたまりません。
それに加えて返却後に窓が開けっ放しだったり
座席が元に戻ってなかったり
ドリンクホルダーを破壊されたりしても尚、
笑顔で貸し出しできる人がいますでしょうか(反語)。

「親しき仲にも礼儀あり」という言葉の意味をどうにかして
理解していただきたいものですが。
如何せん、何かケチをつけると
「家に入れる金が少ない」だとか
「だらしない」だとか
「社会に顔向けできない」だとか
重箱の隅を突付くような小言を言われるだけなので
もう真っ当な会話をする気にもなれません。
目下冷戦中。

そんなわけで父親が乗りにくい内装に仕上げたいわけです。
この際、ハイビスカスとキティとファーとブラックライトに
してしまおうかと考えもしましたが、
それはさすがにわたしも乗れないので思案中です。

こんな事になるなら、
見栄で四駆になんてしなかったのに・・・。


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