きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 老猫ミィとの関係

本日の担当:ユキリン

我が家には年老いたメス猫がいる。
年寄りも年寄り、元野良猫で16年は飼っているので
人間の年に換算すると、80歳は超えているんじゃないだろうか。

飼い猫が年寄り、なおかげで
Rinを妊娠したときもさほど心配しなかった。
猫のくせに年を取ると、じゃれたりもしなくなる。
案外大人しいもんで、取り扱い楽なのだ。

Rinが生まれた頃。
最初に連れてこられたRinを見たミィ、のけぞって驚いた。
それからは、まだ動かない新生児のRinをこっそりのぞく日々。
Rinがすっかり我が家に馴染んだ頃、ミィも足元に寄り添って
一緒に昼寝するようになった。

思えばミィが平和だったのはその頃だけかも。
ハイハイしだしたRinはミィのしっぽをつかむし
歩行器に乗れば、ミィを追いかけ回す。

そして会話もするようになった最近では、
親達の真似をしてミィに色々語っている(文句口調が多い)。

猫用缶詰を差し出して、「どーじょ」と言うが
当然ミィは開いてない缶詰など見向きもしない。
すると「ニャンニャン!○×△$%のよー!!!!」
恐らくちゃんとこっち向きなさい!と言ってるのだと思われる。
ミィの顔の向きを真正面に向かせようとしている。

先日はミィに乗ろうと、またがって逃げられていたし、
このところはミニソファの取り合いをしている。
ハッキリ言ってミィにとっては受難の日々かもしれない。

でもRinはミィが好き。それだけは分かる。
ミィの寝床にせっせと猫用缶詰を運んだり
目やにがついていると、「ニャンニャンのめぇめぇ!」と
報告にやってきて、私達がとってあげるまでしつこい。

ミィもRinを、妹分くらいに思ってるのかなぁ。
老後に面倒な妹分登場で申し訳無い…。


2002年07月04日(木)
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